B.P.Sベンチプレスコラム①
【B.P.Sベンチプレスコラム①】 B.P.S代表タカシです。 ベンチプレスコラムと位置付けしましたが不定期更新となります。 新メンバーも増えてきて色々と自分自身の練習を見直すのと初心の気持ちを忘れない気持ちを込めて更新していきます。 ベンチプレスを始めて15年目、競技者を始めて11年目、全国デビュー(フルギア含む)して8年目。 B.P.Sチーム発足して5年目。 まだまだ自分自身伸びしろがあると考えていますし、わからないなこともたくさんだし、探究心は常に持っています。 ベンチプレスについて見直してみましょう。 まずベンチプレスをやったことがなくてもやってみたくて興味がありチームに入った。 友人に誘われてやってみた。 トレーニングの一環でベンチプレスはやったことがある。 自己流フォームでベンチプレスをやっていた。 そこで大会を知って出場してみたくなった。 色々と上げたらきりがありませんが、自分は自己流フォームでやっていて大会があることを教えてもらった。 に当てはまります。 自己流フォームというのはいわゆる止めなし、胸でバウンド、踵をつけない、尻上げでやる自己流での自己満でした。 今考えたら大胸筋にもあまり効いておらず練習内容もでたらめでしたが、それが楽しくてベンチプレスばかりやっていました。 それがあり今の自分はあると思います。 大会出場の仕方も分からず、ルールもわからず、色々とジムを転々として聞きながらやってきました。 初めての人も経験者も競技者としての第一歩は皆同じです。 トレーニングやってた分腕力で上げれるから最初の扱う重量にも個人差がありますが。 ちなみによく聞かれますが初めてベンチプレスしたときはその体重で何キロあげれたか。 自分は50キロ一回がやっとでした。 初めてした人がほとんど自分よりは強いイメージです。 チームに入ってもらってまずはフォームやグリップの見直しから入りましょう。 自分もそうでしたが自己流フォームが固まっている人が1番やっかいです。 尻上げて140ポンっと挙げていたのが公式ルールにしたら30以上挙がる重量が落ちるのと、胸で弾くバウンド、尻上げフォームが抜けきれずMAXで必ずその癖がどこかで出ます。 チームメイトには競技者となったら合同練習ではそのフォームは忘れていただきます。ただし競技出場意思がなければ強制しません。 あくまで自由意思の同好会ですから、ベンチプレスを知って楽しさを伝えるだけでも十分です。 強くなる近道は競技者として場数を踏むこと。 悔しさをバネにもできます。 個人練習でメニューに入れるのはよいですし、高重量を扱うのに練習にもなりますが、公式ルールで癖が抜けないうちはおすすめしません。 ではフォームについて。 フォームの作り方は人によって様々あるしあなたはこのフォームですよって言えません。自分で聞いて試して探究心が大事だし強くなりますし、なにより楽しいです。 推奨するフォームはいくつかあります。 自分も最初色々と真似ばかりして固めましたし、大会で通用しないこともありフォーム変更しながらやってきました。 まずは頭から作るか、足から作るか。 大きくはその二つです。 1番メジャーはやはり頭から作るでしょうか。 大会で見ていても頭から作る方が多いように思います。 頭から作る場合足を台に乗せて大きくアーチを描きながらブリッジを作る。 シャフトギリギリまで反り返って作り、肩甲骨の寄せもしっかり意識しましょう。 肩甲骨を寄せながらグリップを決めましょう。 次に台から足を降ろして足の位置を決めます。 このフォームの場合、足は内側に作るのが主流です。 ただしあまり内側に入れてブリッジを効かせすぎると尻の付き方が面でなく点でとらえてしまいます。 尻がしっかり面でついていないと試合で主審にスタートをもらえませんから注意です。 足を精一杯内側に入れた後に前にずらして自分の位置を作る方もいます。 足の位置一つを取っても色々とありますね。 踵をしっかりつけて踏ん張れるようにして下さい。 このフォームでは台に足を挟み込むのもありだと聞いたことがありますよ。 挟み込むことでより踏ん張りを期待できます。 自分は昔このフォームでしたが、どうしてもブリッジが高くなりすぎて尻が点でついてしまうリスクがあり、スタートがかからなかった経験があります。 リスクはありますが、しっかりブリッジを組めて理想的なフォームに仕上がります。 足の踏ん張りも効きやすく、下半身の力も連動しやすいです。 ベンチプレスで足を使えてない方は上半身だけ、いわゆる足上げフォーム同様の力の連動といえますから、練習メニューでパワーフォームと足上げフォームでセット組んでもあまりかわらないです。 これはもったいない。 足の踏ん張りをうまく連動できたら5キロは違いますよ。 足の使い方に関しては後ほど記述します。 ここまでの流れでまずは頭からフォームを作ってみましょう。 仲間同士練習の際にフォームチェックしてもらいましょう。 次回はベンチプレスフォームを足から作るを記述します。